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2017年07月26日

りんごの国へ2

遅くなりましたが、前項の続きです。
青森での採集です。

2日目の夕方は用事のあった場所からほど近い山へと向かいました。林道がついていたので歩けば何か採れるだろうと下調べもせず、山に入りました。
林道に入ってすぐ、ミズナラの枝先にとまる小型の蝶を発見。長竿ですくうとエゾミドリでした。エゾは林道のあちこちでテリトリーを張っていました。林縁をひらひらと飛び回る小さな蝶はウラクロシジミ。多数目撃しましたが、全然とまってくれないし、少し林道から離れたとこをを飛ぶので数頭しか採集はできませんでした。
エゾ2.jpg
下草にとまるエゾ

この林道では、各種ゼフィルスのほか、オオウラギンスジヒョウモンやオオミスジ、コムラサキ、シータテハなども見られました。
林道.jpg
様々な蝶が見られた林道


最終日も早朝に起床し、少し遠出しました。目的地は日本海沿岸のカシワ林。ウラジロミドリやハヤシミドリが目当てです。青森の日本海沿岸には海岸線沿いにカシワ林が存在します。このカシワでウラジロやハヤシなどのゼフィルスが発生します。
目的地に到着すると、確かにカシワの木が目立ちます。長竿とぺしぺしと叩いていくと、ゼフィルスらしき蝶が飛び出しました。ネットインして確認すると、ハヤシ!
カシワ林.jpg
ウラジロやハヤシがいたカシワ林

これより小型の蝶も飛び出し、これはウラジロでした。あっさり目的の蝶が採れてしまいました。ほかにもウスイロオナガなども確認できました。
さらに海岸線に近づくと、腰よりも低い高さのカシワで辺り一面覆いつくされています。見たこともない景色に圧倒されてしまいました。
カシワ林2.jpg
一面のカシワ


これにて青森遠征は終了。
ポイントもよくわからなかったのですが、とりあえずゼフィルスがたくさん見られてよかったと思います。ミズナラ帯でジョウザンやエゾなどに気をとられ、ブナ林まで到達できず、フジが採れなかったことや東北名物のミズイロオナガ、ダイセンが見られなかったことなど課題は残ってしまいました。
ぜひ機会があればまた来たいと思います。

O畑
タグ:ゼフィルス
posted by 京大蝶研 at 16:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月10日

りんごの国へ1

お久しぶりです。O畑です。
7月ももう半ばというのに記事の投稿がない!ということでこの間訳あって青森へ行ってきたのでその時の事を掲載しようと思います。

青森へは伊丹から飛行機で行ってまいりました。小型のプロペラ機で結構揺れた。。。
2時間弱で青森空港の到着しました。
ここからバスと電車を乗り継いで黒石市方面へ。さすがリンゴ生産全国一の青森だけあって車窓からは広大なリンゴ畑が見えました。果樹園というと山の斜面にあるイメージですが、冷涼な青森では平地でもリンゴ栽培を行っているようです。
冒頭で訳あってといいましたが、今回は蝶が目的で来たわけではなかったので蝶の探索はごく限られた時間でしか行えませんでした。

まず、朝4時に起きて、ホテル近くの山へと向かいました。濃霧の山へ到着し、ミズナラを叩くとひらひらとゼフが落ちてきました。見るとジョウザンミドリシジミ。とりあえず、ゼフがいて一安心。隣の木を叩くと数頭のゼフがまた落ちて、その横からも。。。とエターナル状態。しかし、どれもジョウザンかエゾ。いつもはカメラより網が先にでる私ですが、さすがに全部採っても大変なだけなので写真に収めました。
ジョウザン.jpg
朝露とジョウザン♀

エゾ.jpg
落ちてきたエゾ

一つ一つ確認しているとあっという間に時間がすぎ、朝の探索は終了。

用事が済んで、夜には十和田湖周辺へ灯火を見に行きました。いい感じの街灯や自販機を巡ると蛾などはよく集まっていますが、目ぼしい虫はいない。。。夜はまだ肌寒いし、少し時期が早いですね〜(;;)
ミヤマ残が.jpg
ミヤマクワガタの残骸

kokuwa.jpg
青森まで来て君なのかい。

エゾシモフ2.jpg
エゾシモフリスズメ(だそうです)

まだ青森の旅は続きます。
O畑
タグ:ゼフィルス
posted by 京大蝶研 at 20:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月10日

新歓BBQ ~2017~

本年度も新歓バシロBBQを開催いたしました。
ギフチョウ等々の動向を見る限り今年は蝶の発生が遅いらしいということで、例年よりも1-2週間遅い5月最終週の開催となりました。
一回生4人&OB2人の参加で例年以上ににぎやかなBBQとなりました。

ウスバシロチョウ

午前の採集時間は曇っていたこともありウスバシロチョウの個体数こそ少ないものの、しっかりと新鮮な個体が飛んでいました。
昼ごろから太陽が顔を出すと、ミヤマカラスアゲハの吸水も頻繁に見ることができ、なかなか楽しいBBQでした。

BBQ
肉組(左)と虫組(右)

のら
posted by 京大蝶研 at 12:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月26日

新歓採集会のお知らせ Vol.2

  直前で申し訳ないのですが、新歓採集会のお知らせです。以前の告知からの変更で、5/14(日)5/28(日)にウスバシロチョウBBQを開催します。大まかな流れとしては、

     朝に大学近辺に集合
     レンタカーで移動し、ポイントを巡る
     採集を楽しんだらBBQ!
     夕方以降に大学近辺で解散

という形になると思います。レンタカー等の調整が必要なので、参加を希望される方は5/125/20迄にメール等で連絡してください。宜しくお願い致します。

蝶研メール
spinda.4649蟲gmail.com
(「蟲」を@に直してメールしてください。)
posted by 京大蝶研 at 09:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | Information | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月05日

コルリ採集やねん。

連続投稿となります。O畑です。今回は蝶ではありません。悪しからず…。
採集のターゲにットはこのブログでも出現頻度が上昇中のコルリクワガタです。
コルリクワガタにもいくつかの種に分かれているということはいつかの記事で書きましたが、今回はトウカイコルリクワガタ近畿地方亜種(通称キンキコルリ)を採りに行きました。コルリは基本的にブナ・ミズナラ帯に生息していますが、ブナのないコナラ林に生息するキンキコルリがいるという情報を聞き、以前から興味を持っていました。ある程度その生息地域の見当はついていたのですが、過去に2回その地域周辺へ採集にいっても産卵マークすら見つからないという状況でした。
そして今回、三度目の正直!ということで再び行ってまいりました。
山のふもとから登山を始め、湿度の高い谷筋があれば斜面に降りて材割りを行います。マツが生えていたりして少し乾燥ぎみですが、いい感じの環境はあります。しかし幼虫・成虫はおろか産卵マークもありません。今回も坊主かなーと少し諦めモードになったところで、いかにもコルリがいそうな谷筋を見つけました。すると早速、一緒に行っていたS野が産卵マークを発見。周りはコナラを主とする広葉樹林で、情報通りコナラ林に生息するコルリはいたようです。

RIMG1305.JPG

生息環境


しかし、コルリを探していると、谷筋の斜面に数本ブナがあることに気づきました。コナラ林の中にブナがあるのは不思議な感じですが、全くブナがないというような環境に生息しているわけではないようです。

RIMG1314.JPG

発見したブナ


肝心のコルリですが、幼虫は比較的高い密度で出てきますが、一向に成虫が出ません。こんなに幼虫はいるのに…。成虫の割り出しは引きの強さとベストな材を見つけられる眼をもっていないと大変難しいようです。S野はしっかり成虫も数頭割り出しておりました。いやはや、さすがです。

koruri.jpg

キンキコルリ♂成虫


とりあえず、噂通りのコナラ林に棲むキンキコルリの確認はできましたが、ブナもちょこちょこ生えていたので少しがっかりしてしまったというのが正直な感想です。変わった生息環境ということには変わりはないと思いますが。
今回採れた幼虫を大事に育てたいと思います。材割りで成虫が採れないとだいぶ萎えます(笑)
次のコルリ採集はとうとう新芽採集となりそうです。どこに行こうかな〜

O畑
posted by 京大蝶研 at 01:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする